省エネ改修工事事例
築31年、鉄筋コンクリート造低層(3~5階建て)マンションの屋根・外壁の外断熱改修の事例、住宅・建築物省CO2先導事業に採択
建物の断熱工法では、内断熱よりも外断熱の効果が高いと言われています。しかしながら、鉄筋コンクリート造りのマンションでは、施工手間やコストの問題から屋上や1階の床下を除き内断熱工法で施工されることが多いのが実情です。
この事例では、屋根と外壁の外側に断熱層(30mm程度)を新たに設ける改修を行うと共に熱損失の大きい窓廻りも断熱性に優れる樹脂サッシを内窓に新設する改修を行うことで断熱性能の向上をはかっています。
外断熱改修の効果(期待)
・断熱性能が向上し外気温の影響を受けにくくなる(省エネルギー)
・住戸内の温度差が小さくなる
・外断熱層によるコンクリート躯体の保護
・内断熱と違い外側から施工する工法のため、工事中の居住者の負担を軽減
(掲載:2024年2月)
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