【給排水修繕】セクスチャー継手(排水用特殊継手)のご紹介
1970年~1980年代、主に高層建物に使用されている共用部排水管の排水用特殊継手です。1本の排水立て管に台所雑排水、浴室洗面洗濯雑排水、トイレ汚水のすべてを流すことができる排水用特殊継手です
現在は、当時の製造メーカーによる代替品等がないため、国内のメーカー品で改修しています。
セクスチャー継手の構造と劣化現象
セクスチャー継手には排水を旋回させる為の突起が有り、継手を通過することで旋回流となった排水が、管壁に沿って流下する事で排水性能を確保する構造となっています。
劣化現象としては、継手内面への錆瘤の発生や付着物の堆積により、継手内の突起が消失している(付着物と錆瘤に埋没している)例が多く、排水用特殊継手の排水性能が低下し、上層階や下層階で排水不具合が発生します。
セクスチャー継手の改修(PS内設置状況)