管理組合向けマンション大規模修繕アドバイス

念頭挨拶2026年

    
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念頭挨拶2026年

新年あけましておめでとうございます。

本年は、21世紀最初の四半世紀が終わり、次の四半世紀へと移行する節目の年となります。その到達点である2050年は、我が国を含む多くの国々においてカーボンニュートラルの達成目標年とされています。建築分野においても、これまで新築中心で進められてきた環境対策を、既存建物ストックへ本格的に展開していく段階に入ったと言えるでしょう。

脱炭素化は、単なる環境配慮にとどまらず、建物の長寿命化やライフサイクルコスト(LCC)の最適化、さらには都市インフラの持続性確保にも直結する重要な課題です。特に既存建物のリニューアル分野においては、長期的視点に立った技術判断と、実務に即した現実的な対応が求められています。

私どもリニューアル技術開発協会は、建物リニューアルに携わる技術者・専門家の立場から、既存建物の長寿命化、修繕・更新技術の高度化、修繕周期の延伸等のリニューアルに関する手法について、技術検討、情報発信を行ってまいりました。

また、現場に役立つ知見の共有と人材育成にも取り組んでおります。

今後、既存建物のリニューアルにおいては、エネルギー対策を含めた総合的な建物価値の向上が一層重要となります。各分野を横断した技術連携の場を提供し、実務に活かせる知見を積み重ねながら、社会に貢献できるリニューアル技術の確立を目指してまいります。

本年も、会員ならびに関係者の皆様とともに、持続可能な建築ストックの形成に向けて着実に歩みを進めてまいります。引き続き、皆様のご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

NPO法人リニューアル技術開発協会

会長 大西正人